432Hzの効果と宇宙の神秘と呼ばれるワケとは|科学を超えた音の体験
最近よく耳にする“432Hzの音”。
「癒しにいいって聞くけど、普通の音楽と何が違うの?」
「440Hzの陰謀説とかもあるけど、ほんとなの?」
「具体的にどういう効果があるの?」
そんな疑問をお持ちのあなたへ。
2012年から音叉ヒーリングを研究している、Onsalabo日本音叉ヒーリング研究会代表の筆者が、432Hzの世界を以下の内容でわかりやすく解説します。
・A=440Hzとの違いは?
②注目されている根拠を検証
1. サイマティクス理論とは?
・コシモ・フランク氏
・江本勝(えもと まさる)氏
・ブライアン・T・コリンズ(Brian T. Collins)氏
2. 432Hzを取り入れてるアーテイスト
3. シュタイナー教育の噂
4. ジョンレノンを殺した凶気の調律440Hz
③440Hzと432Hzを聴き比べてみよう!
④実際の体験談・お客様の声
・よく知られている効果
・実際のお客さまの声
⑤まとめ
結論:科学的根拠 は現時点ではまだ未熟だが、432Hz音叉の効果は数多く報告され、人々を魅了してやまない
①432Hzとは?
432Hz(ヘルツ)とは、1秒間に音波が432回振動することを意味しています。これは、一般的なラの音440Hz よりわずかに低い音です。
A=440Hzとの違いは?
一般的なラの音、と表現したのは、「A=440Hz」は国際標準化機構(ISO) で決められた音だからです。
- 1939年:ロンドンで開かれた国際会議(International Conference on Standardizing Pitch)で、「A=440Hz」が標準とされることが提案されました。
- 1955年:ISOによって正式に「A=440Hz」が「国際標準ピッチ」として採用されました(ISO 16)。
- 1975年:再確認され、現在でも多くの国・オーケストラ・音楽業界でこのピッチが使われています。
ですから、日本でいわゆる「絶対音感がある方」、というのは、ほとんどの方はA:ラの音=440Hzを基準に平均律で調律した音程を、頭に記憶しています。
当会の生徒さんで絶対音感がある方が、432Hzを始めて聴いた時、この音はラの音に近いけど、別の音!とおっしゃっていました。さすがです!
音叉のメーカーによっては、432HzにA(ラ)と書いてあるものもありますので、ラの音かと思ったので最初はおどろいたそうです。
ちなみに私は絶対音感は無く、相対音感なので、432Hzがラの音、と言われても全然問題ありませんでした!笑
尚、「432Hzの音楽」というのは、「ラ」の音を432Hzに合わせてチューニングして作られた音階で作った音楽、という意味です。
このように、現在一般的に使われている音楽のチューニングは、ほとんどはA:ラの音=440Hzで調律されていますが、432Hzとはたったの8ヘルツの違いですが、この微妙な違いが心と体に与える影響は大きいと言われています。
432Hzは“自然界のリズム”と調和しているともいわれ、深いリラックスや安心感をもたらすと注目を集めています。
現代音楽で、わざわざ「440Hzの音楽」とは言わないので、それだけ違いや魅力があるということですよね。その理由に迫ってみます。
② 注目されている理由を検証
1. サイマティクス理論とは?
サイマティクスは、音波が物質(特に水)に与える影響を研究する分野で、特に水に音を当てたときにどんなパターンが現れるかを探るものです。たとえば、水に音波を当てると、その水が美しい幾何学的なパターンを作り出すことがあります。
この分野で活躍する代表的な3名の見解をまとめます。
・コシモ・フランク氏
コシモ・フランク(Cosimo Franci)氏は、432Hzチューニングの提唱者・推進者の一人としてよく知られています。彼は、「432Hzは宇宙や自然のリズムと調和しており、人間の心身によりポジティブな影響を与える」と主張しています。
以下に、彼の見解のポイントを簡単にまとめます:
① 自然界との調和
432Hzは自然の数学的構造や宇宙の法則と調和していると彼は考えています。
たとえば、地球の回転、惑星の周期、シューマン共振(地球の脳波とも言われる)など、さまざまな「自然の周波数」と432Hzが共鳴しやすいという立場です。
② 人体への好影響
432Hzは人間の身体、特に心臓・脳・細胞のバイブレーションと調和すると言われています。
このチューニングで奏でられる音楽は、心を穏やかにし、ストレスを軽減し、瞑想やヒーリングに適しているという主張。
③ 440Hzは「不自然」?
逆に、440Hzについては「人工的に決められた不自然な周波数であり、心身に緊張や不調和をもたらす」と批判的です。
特に、現代社会で人々がストレスや不安を感じやすい一因として、440Hz音楽の蔓延を挙げることもあります。
◇科学的な裏付けは?
コシモ・フランクの理論は主にスピリチュアル・波動論的な観点から語られており、現時点では科学的に確立された事実ではありません。
・江本勝(えもと まさる)氏
日本の研究者江本勝(えもと まさる)氏は、この分野で有名で、水と周波数の関係、特に波動や共鳴といったスピリチュアル・ヒーリング領域でよく語られます。
https://www.youtube.com/watch?v=8fmZubKo4u8
・ブライアン・T・コリンズ(Brian T. Collins)氏
ブライアン・T・コリンズ(Brian T. Collins)氏は、音楽の周波数(特に432Hz)と自然界の調和について熱心に探求している研究者・活動家です。彼は特に「A=432Hz 12T5」チューニングを提唱しており、これは単に432Hzに合わせるだけでなく、純正律や五度(5)に基づいた12音階構成という意味合いも含みます。
✅「A=432Hz 12T5の倍音の一部は、自然の規則性や共鳴波動と並んで表示される」
- → これは彼の主張の核のひとつです。
- 倍音(ハーモニクス)は、基本音の整数倍で構成される音の成分で、自然界の多くの現象(特に音や振動)でも見られます。
- 432Hzで調律された音楽は、その倍音構造が自然界の振動パターンや宇宙のリズムと調和すると考えられています。
- ただし、これは科学的に完全に証明されたというより、数学的・波動論的な仮説に近いです。
サイマティクス理論とは?のまとめ
432hzはサイマティクス理論によると水の周波数と同じ、とネットでよく見かけるが、現時点では科学的に確立された事実ではない。
しかし、熱心に研究する学者が絶えないのも、ちまたで話題になるのも、432Hzが調和の取れた心地よい周波数として感じられ人々を魅了するパワーがあるからでしょう。
2. 432Hzを取り入れてるアーテイスト
ボブ・マーリー、エンヤ、宇多田ヒカル、藤井風
これらのアーティストが432Hzで音楽制作をしていると言われていますが、これに関しては一部のファンや音楽愛好家の間で流布している説が多いです。実際に、アーティストが自分の音楽を432Hzで制作したと公式に発表しているケースはあまり見かけません。
ただし、これらのアーティストの音楽は、多くの人々にとってリラックスできる、心地よい音楽として感じられ、それが432Hzの周波数がもたらす調和的な効果と結びつけられていることが多いです。
3. シュタイナー教育の噂
シュタイナー(ルドルフ・シュタイナー)は確かに神秘思想家として非常に影響力のある人物で、教育、農業、芸術などの分野に多大な影響を与えました。彼が推奨した周波数が432Hzだったという話は広まってはいますが、実際にシュタイナーが特定の周波数(特に432Hz)を明確に推奨したという記録はありません。シュタイナーの哲学には、音や音楽が人間に与える影響についての考察がありますが、432Hzに関連した直接的な証拠は見つかっていません。
シュタイナーが提唱した音楽や芸術に関する考え方は、調和の重要性に重きを置いていたため、432Hzが自然界の調和に近い周波数という考えと関連づけられることが多いです。このため、シュタイナーの影響を受けた人々が432Hzの音楽に魅力を感じ、そのつながりを強調している場合がある、というわけです。
4. ジョンレノンを殺した凶気の調律440Hz
書籍『ジョン・レノンを殺した凶気の調律440Hz』(ハービー・ミドルトン著)では、音楽の標準ピッチが440Hzに統一された背後に隠された「操作」の可能性が語られています。また、「A=440Hzはナチスが人間の意識に悪影響を与えるために採用した」とあります。
興味がある方は実際のこの本を読んでみるといいかも知れません。ちなみに私は、この本の内容には多くの疑問があり、真偽は定かではないと考えますが、周波数について深く考えるきっかけにはなると思います。
「2. 432Hzを取り入れてるアーテイスト」「3. シュタイナー教育の噂」「4. ジョンレノンを殺した凶気の調律440Hz」のまとめ
すべて、公式に証明されたわけではなく、ファンの間での憶測や信仰に近い部分があるが、
これだけ話題になるほどの「調和」や「心地よさ」が、多くの人々にとって魅力的であることは間違いない。
③聴き比べてみよう!
同じ曲を440Hzと432Hzで聴き比べると、感じ方がどう違うでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=wZWDWXkVoOs&t=9s
🌿 ピアノ曲 – リラックスタイプ
- 曲名:「River Flows in You(Yiruma)」
- 440Hz版 (YouTube)
- 432Hz版 (YouTube)
👉 ピアノ曲だと周波数の違いが比較的わかりやすい!432Hzの方が「柔らかく」「まろやか」に聞こえるっていう人が多いです。
🎸 洋楽 – ボーカルあり
- 曲名:「Let It Be(The Beatles)」
- 440Hz版 (YouTube)
- 432Hz版 (YouTube)
👉 ボーカルの響きが「自然に聞こえる」と感じる人も多いです。違いがわかりづらいかもだけど、ヘッドホンで聴くと微妙な違いが出やすいですよ!
ちなみに、うちには電子ピアノがあり、デフォルトでは440Hzになっていました。試しに432Hzにしたのですが、私は相対音感のはずですが、いつも聞いている音程とずれていて、ちょっと酔ってしまいました。笑 絶対音感も少しあるのかな?と気づいた瞬間でした。
また、電子ピアノを432Hzにしたら、子供が習っているピアノ教材のCDと音程がずれてしまい、CD教材と合わせて練習できなくなってしまったので、結局デフォルトに戻して今に至ります。
なので、私のような聴覚敏感なタイプは、「ラの音」という概念は横において、432Hzは432Hzの音叉!として聞くのがぴったりでした!芯からとろけて、宇宙とつながれるので、今では人生において欠かせない音叉です。
④実際の体験談・お客様の声
よく知られている効果
リラックス効果、ストレス軽減
集中力向上
感情の安定、バランス
自然界の周波数(宇宙、地球の振動)と調和する
心や魂へのヒーリング効果
実際のお客様の声
更年期のそわそわザワザワ感が軽減して、とても楽になった
普段聞く音楽にはない音で、身体や心の奥底まで染み込むような音
宇宙やハイヤーセルフなど高次と繋がれる
自律神経失調症の症状が軽減した
関節の痛みが軽減した
過呼吸気味で息が苦しい時に432ヘルツを聞いたら、呼吸が落ち着いた
過緊張で眠れない日が続いていたが、432Hzを聞いていたらいつの間にか寝ていた
スピリチュアルなつながりが強くなり、チャネリングの精度があがった
⑤まとめ
効果 心身両面のリラックス効果、健康効果、スピリチュアルな効果を感じる人が多くいる
評価 科学よりも、主観や感性ベースの価値が大きい
個人的な想い 440Hzは悪で432Hzだけが良い、と捉えないでほしい 好き!心地よい!という気持ちを大切に
ここまで読んでくださった方は、432Hzについて客観的な情報が一通り理解できたと思います。
あとは、みなさんにいつもお伝えしていることですが、一番大切なことは、
好き!心地よい!なんか知らないけど気になる!というあなた自身の本当の声です。その気持ちが音叉の効果を最大限に引き出すのです。
これだけ情報知ったら、おなか一杯!満足した!もOK。
これだけ情報知ったら、もっと気になった!自分で使ってみたい!もOK。
気になったら、ぜひ一度432Hzの音叉を手にしてみてくださいね。
Onsalabo日本音叉ヒーリング研究会では、432Hzの音叉を「ふんわり」「つるり」の2シリーズで販売しております。
当会で販売している432ヘルツの音色は、こちらのインスタグラム動画から聞けます♪音質にはこだわって、エンジニアさんと作り上げたので、高音質、高波動です。ぜひこまめに聴いて、効果を味わってみてくださいね♡
432Hzのご購入を希望される方は、音叉販売ページをご覧くださいませ。
初心者の方向けに、オンラインで音叉の使い方ミニ講座も開催しております。
その他ご質問、ご相談は、インスタグラム、公式ライン、またはメールかお電話でも承っておりますので、お気軽にご連絡くださいね。
お読みいただきありがとうございました。